7月14日土曜日
暑い中たくさんのご参加をいただき
1日画家体験 モネの再講座が開催されました。
今回のアフターレポートですが、
“模写を似るためのヒント”ということで
午後の模写の時間で皆様の作画風景を拝見して
なるほど!と感じたことを
お伝えしたいと思います。
鉛筆による下書き時
コンパスの針を使って、人物の周りを
チクチク刺していきます。
お手本の下にあるキャンバスに
しるしがつけられます。
描きたいものの位置を把握するために、
お手本の絵画コピーを折ったり
キャンバスへ補助線を引いて
写していく方もいらっしゃいました。
こちらの方は、午前中の座学で学んだ
モネの特徴について
メモしたノートを傍らに描かれています。
モネがこだわって描いた
ルーアンの大聖堂にあたる光を
丁寧に模写していきます。
お近くの席の方に色の作り方や構図について
聞いてみたり
歩いて見学したりとヒントは様々あるようです
失礼してお手元を写させていただきました
「少し難しかったけれど、楽しかった!」
「作品のバックグラウンドが知れてためになった!」
など、たくさんのうれしいご意見をいただきました。
次回は画家を変えて ルノワールです。
ご予約状況が日々変わっていますので、参加ご希望の方は
お早めにお問い合わせ下さい!
↓以下講座の詳細です↓
秋冬は印象派の巨匠、ルノワールとドガをとりあげます。
午前中画家の歩んだ人生について学び、
午後は実際に使用した色で模写を行います。
「作品は知っているけれど、画家についてもっと知りたい!」
「絵の具を使って描いてみたい!」
初めての方でも、ぜひお気軽にご参加下さい。
1.開講日
2ヵ月に1度、同じ内容で2回実施します。
全講座の受講でなくても、選んで参加できます。
第2回 9月8日 オーギュスト・ルノワール 再講座 11月10日
第3回 1月12日 エドガー・ドガ 再講座 3月9日
2.日程
○午前10時~11時半 「画家の人生を、学んで体験」
所蔵品について、画家の人生に親しみ、作風を学びながら、作品への
知的理解を深める。
○午後1時?4時 「画家の作風を、模写で体験」
画家の生き方から作品を生み出した力を見出し、模写を通して作風への
体験的理解を深める。
3.受講資格と申し込み受け付け
高校生から一般までとします。
理解しやすく親しみやすい内容に心掛けます。
一講座の定員は30名とします。
規定の申し込み用紙を、ご持参、またはFAXか(番号:0296-72-5655)郵送して下さい。
ファイルをダウンロード
定員になり次第申し込みを締め切らせていただきます。
4.会場
笠間日動美術館パレット館5階
5.費用
受講料は無料です。
材料費は受講生の実費負担とし、作品は持ち帰れます。
ただし入館料が必要です。受講生には断然お得な「友の会」への入会をお勧めいたします。
6.講師
笠間日動美術館事務局長 大塚 好雄
(元茨城県近代美術館つくば分館長、元県立笠間高等学校校長、水彩連盟会員)
==================材料について=======================
★ご参加の方にご用意いただくもの
(当日画材屋の出張販売があります。)
・鉛筆 4Bくらいのやわらかいもの
・筆 油絵用のすこし固めの細筆
丸筆・平筆(1~2本)
・アクリル絵の具 赤・青・黄・緑・橙・紫・白
(100円ショップなどの安いものでよい)
・キャンバス サイズ F4
・パレット (牛乳パックで代用できる)
★美術館で当日ご用意するもの
・水
・絵画コピー
また、コピー・紙代含め、当日¥100を集金させていただきます。
ご不明な点がございましたら
担当:山口
TEL:0296-72-2160
メール:m-yamaguchi@nichido-museum.or.jp
までご連絡下さい。