笠間日動美術館:学芸員便り

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■輝ける女性像/同時開催 高橋由一と日本近代洋画/特別展示 未来を紡ぐ スタート

2009年12月05日

3つの展覧会が同時にスタートしました。

企画展示館にて、「輝ける女性像」「同時開催 高橋由一と日本近代洋画」(ー3月26日・金)、
日本館にて、「特別展示 未来を紡ぐ ー笠間高校美術科教員現況展」(ー3月14日・日)を開催いたします。

「輝ける女性像」では、画家を魅了し続ける女性美を、五姓田芳柳、山本芳翠をはじめ、大正ロマンを代表する竹久夢二や、梅原龍三郎、安井曾太郎、今年逝去した荻太郎、栗原喜依子などの作品約70点でご紹介します。
会期中は、多くの画家のモデルにもなった、当館副館長 長谷川智恵子の講演会「素顔の巨匠たち」(12月19日・土・14:00ー15:00)も開催いたします。モデルが見た、アトリエでの画家の姿がテーマとなっております。


同時開催の「高橋由一と日本近代洋画」では、日本洋画を確立した高橋由一を中心に、チャールズ・ワーグマン、日本初の美術団体をつくりあげた黒田清輝、藤島武二などの作品約50点をご紹介します。


また、今回は市内にある笠間高校の美術科の先生方の作品を集めた「未来を紡ぐ」も見所です。
林和男学校長をはじめとする、計11名の先生方の、日本画、油彩画、デザイン、彫刻、陶芸、金工と各分野にわたる作品を展示します。これらの作品から、それぞれの先生方の芸術家としての仕事の一端をご覧いただければ幸いです。


是非、ご来館ください(SR)