「日仏文化協力90周年記念
画家と画商の物語 印象派からエコール・ド・パリまで」が、
2014年3月15日に開幕しました。
午前10時からオープニングセレモニーが開始されました。
ご臨席を賜りました
クリスチャン・マセ駐日フランス大使
橋本昌茨城県知事、
山口伸樹笠間市長
当館副館長 長谷川智恵子によりテープカットが行われました。
日仏会館からは、
横山悠喜常務理事にお越しいただきました。
ご多忙のところ大勢の皆様にご臨席をいただき、心から御礼を申し上げます。
第1会場
さて、本展開催に際しては、子供から大人まで親しんでいただけるよう、
モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソなど著名画家たちの作品の展示を目標とし、
また、これまで紹介する機会が少なかったフランス絵画黄金時代における画家と画商の交流に焦点をあて構成いたしました。
第1会場 ルソー、ボナールらの作品
おかげ様で30人の画家たちの約110点(挿画集の額装50余点を含む)を展示することができました。
第1会場では印象派を予告するバルビゾン派からエコール・ド・パリまでを、第2会場ではフランス画壇で名をあげた藤田嗣治の作品をご覧いただいております。
掲示パネルでは、当時一般には認められなかった彼らの作品を高く評価した画商や
画家、コレクターたちのエピソードを紹介しております。
第2会場 藤田嗣治の作品
今では巨匠と謳われるミレーやモネ、マティス、ヴラマンクも
当時は画壇の革新を促す前衛画家だったのです。
現在、私たちがこれら画家たちの作品を楽しめるのも、
画商たちの支援があってこそと言えるでしょう。
画家と画商の努力により世に送り出された名品の数々を、
本会場にてお楽しみいただければ幸いです。
(KA)