笠間日動美術館:学芸員便り

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■『モーリス・ユトリロと魅惑の風景画』 開幕!

2011年09月18日

ユトリロを中心とした風景画の展覧会が始まりました。

15日には、笠間市長など市や県の関係者、また本展にご出品いただいた方々など、大勢にご臨席を賜り、オープニングセレモニーと内覧会を行いました。

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ユトリロの作品は、1907年の「モンマニ―時代」、続く1908頃から14年頃までの「白の時代」、過渡期を経て、1922年以降の「色彩の時代」まで、質の高さを誇る26点を紹介しています。昨年から今年にかけて日本に入った作品など国内の美術館では初公開となる作品も複数あります。


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本展では、モンマルトルの白い壁に喜びと哀しみを塗りこめたユトリロの作品とともに、コロー、モネ、ヴラマンクら、また渡欧して独自の画風を確立した佐伯祐三、荻須高徳、また現代フランス具象画を代表するアンドレ・ブラジリエらの作品など、あわせて約70点の風景画をご覧いただけます。


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皆様のご来館をお待ちしております。