笠間日動美術館:館内のご案内
次回企画展予告
絵筆がとらえる真実 レンズでさぐる世界 ─絵画と写真 表現の探求─
2024年1月2日(火)-3月10日(日)
![]() ヴィック・ムニーズ「FAMILY, AFTER FOUJITA (REPRO)」 2017年 |
高橋由一は、西洋画の写実性を多くの日本人に伝えるために身近な「鮭」というモチーフを選び、鱗の一枚一枚まで写し取るかのように描写しました。現代においても、森本草介や小木曽誠、陶山充らは写実を追求して精密な絵画を生み出しています。由一の没後130年にあたり、本展では彼ら写実の画家たちはじめ、アーティストによるオリジナルな表現の探求に着目します。サルバドール・ダリは対象をリアルに捉えながら超現実世界を表し、ポップアートを代表する画家、ロイ・リキテンスタインは漫画の一コマを拡大して印刷インクのドットまで描出しました。また、写真を利用して新たな可能性を模索するヴィック・ムニーズらの作品とともに、広告写真を中心に活躍している海老原豊、テレビ番組に携わりドローン映像でも注目される小曽納久男らの写真を紹介します。
展覧会名 | 絵筆がとらえる真実 レンズでさぐる世界 ─絵画と写真 表現の探求─ |
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会 期 | 2024年1月2日(火)〜3月10日(日) |
会 場 | 笠間日動美術館 企画展示館 |
開館時間 | 午前9時30分より午後5時(入館受付は午後4時30分まで) |
休 館 日 | 毎週月曜日(但し1月8日、2月12日は開館。翌日休館) |
主 催 | 公益財団法人 日動美術財団 笠間日動美術館 |
後 援 予 定 | 茨城県/茨城県教育委員会/笠間市/笠間市教育委員会/茨城放送 茨城新聞社/朝日新聞水戸総局/ 共同通信社水戸支局 産経新聞水戸支局/東京新聞水戸支局/毎日新聞社水戸支局 読売新聞水戸支局/東日本旅客鉄道株式会社水戸支社 | 入 館 料 | 大人1300円/65 歳以上 1000円/大学・高校生900円/中学300 円/小学生 無料
20名以上の団体は各200 円割引/障害者手帳をお持ちの方、その同伴者1名は各半額割引
交通案内 |
【JR利用】 | ・常磐線友部駅北口より(9:50/10:50/11:50発)『かさま観光周遊バス』(1回の乗車につき100円、1日乗車券300円) または市内循環バスで約15分。「日動美術館入口」下車徒歩1分。 ・水戸線笠間駅より徒歩約20分。(日動美術館・春風萬里荘共、但し方向は逆) 『かさま観光周遊バス』または『レンタサイクル』(普通自転車300円、電動自転車500円)の利用が便利です。 【自動車利用】 ・常磐道友部JCT経由、北関東道友部ICより国道355号線経由約6q ・東北道栃木都賀JCT経由、北関東道笠間西ICより国道50号線経由約8q |
■会期中のイベントのご案内
●当館学芸員によるギャラリートーク
1月6日(土)、2月10日(土)
時間:午後2時(約30分程度)
会場:企画展示館
●同時開催 笠間高等学校メディア芸術科 写真作品展
会場:企画展示館2階中央展示室
【笠間高校メディア芸術科】
笠間高校メディア芸術科では、写真表現の分野において、様々なテーマに基づいた作品制作と作品講評を通して「瞬間を切り取る力」や「見分ける眼」を養うことを目標に各種活動に取り組んでいます。写真を通じて、自分が感じていること、関わる地域の情報や世界のこと、人々の思いなどを表現することで、人と人を繋いだり、その「場」を活性化させることができる人材の育成を目指しています。
*各イベントの日時などは都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。
イベントについてのお問い合わせは笠間日動美術館へ
TEL:0296-72-2160 FAX:0296-72-5655
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