笠間日動美術館:館内のご案内

ホーム / 企画展 / 企画展履歴 / ジョン・レノン IN NEW YORK CITY ボブ・グルーエン写真展

企画展履歴

ジョン・レノン
IN NEW YORK CITY
ボブ・グルーエン写真展

2007年4月14日(土)〜6月3日(日)

ジョン・レノン IN NEW YORK CITY - ボブ・グルーエン写真展

アメリカの著名な写真家ボブ・グルーエンは、1970年代にジョン・レノンとヨーコ・オノの専属写真家となり、1995年「SOMETIME IN NEW YORK CITY」を出版し大きな話題を呼びました。ジョンとヨーコの音楽活動、プライベートライフ、そしてアンディ・ウォーホルら友人との交友を記録した貴重な写真(1971〜1980)は、往時のニューヨークの雰囲気までも伝えてくれます。本展ではこの写真集から厳選した写真100点と、ジョン・レノンを理解するうえで重要な曲やビートルズとして活動した時期のレコードジャケットを展示いたします。

ジョン・レノンは世界中の若者を魅了した「ビートルズ」の活動に留まらず、この時代の文化を創った一人として現在でも世代を越えて多くの人々に支持されています。彼は芸術家ヨーコ・オノと出会いさらにその芸術活動の世界を広げました。ヨーコ・オノの鋭い感性はジョン・レノンに大きな影響を与え、二人の活動はさらに世界の人々に受け入れられていきました。

2001年9月の同時多発テロ以降、「イマジン」の歌詞やメロディーはそれ以前より耳にするようになりました。また昨年のトリノオリンピックの開会式でヨーコ・オノのメッセージとともに「イマジン」が演奏されたのは記憶に新しいところです。二人が残した「愛と平和のメッセージ」は今も人々の中に生きています。この写真展は二人の姿やメッセージを通して、愛と平和に生きる大切さを私たちに教えてくれるでしょう。


(c)Bob Gruen/IPJ2007

(c)Bob Gruen/IPJ2007

■ボブ・グルーエン

現在世界で最も知られた音楽関係を取材するアメリカの写真家であり、
世界中の美術館やギャラリーで個展を開催する。
1945年10月23日生まれ
1970年代 ジョン・レノンとヨーコ・オノの専属写真家となる。
1995年 ジョンとヨーコの写真集「SOMETIME IN NEW YORK CITY」を発刊。
1980年代 エルトン・ジョン、ローリング・ストーンズなど多数のコンサートに同行取材。
1990年代 取材活動の合間にワークショップやセミナーで写真の指導を始める。
1998年 ローリング・ストーンズ活動25周年記念の写真集発刊。
1999年 写真集「ロック・スタイル・ブック」を発刊。

主 催財団法人 日動美術財団
後 援アメリカ大使館/茨城県/茨城県教育委員会/笠間市/笠間市教育委員会/(社)日本写真協会/(社)日本写真家協会
協 賛キヤノン(株)、キヤノンマーケティングジャパン(株)
協 力アイピージェー、金沢工業大学P.M.C、立川事務所
企画制作イメージプランニング・インターナショナル
会 期2007年4月14日(土)〜 2007年6月3日(日)
開館時間午前9時30分より午後5時(入館受付は4時30分まで)
休館日毎週月曜日 (但し2007年4月30日(月)開館)
会 場笠間日動美術館 企画展示館
入館料大人1,000円、大学・高校生700円、中学・小学生500円、65歳以上800円
(20名以上の団体は各200円割引)
※当展覧会の入館券で常設展示のフランス館、日本・アメリカ館と野外彫刻庭園がご覧になれます。
※春風萬里荘との共通券:大人1,400円、大学・高校生900円、中学・小学生600円、65歳以上1,100円(20名以上の団体は各200円割引)

同時開催

特別展示 奥谷 博

会場:日本・アメリカ館1F

今春3月23日から4月4日、パリユネスコ本部ミロホールで個展を開催した奥谷博。ますます充実するその画業を大作で紹介します。

「大和思考(顔)」1992年

■奥谷博 略歴

  • 1934年高知県生まれ。
  • 東京藝術大学油画科卒、林武に師事。
  • 日本芸術院会員、独立美術協会会員。
  • 第1回昭和会賞、芸術選奨文部大臣賞、第3回宮本三郎記念賞、第18回安田火災東郷青児美術館大賞、日本藝術院賞など受賞多数。
  • 2007年3月、パリユネスコ本部で「訪ねた世界遺産」と題し個展を開催する。