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笠間日動美術館 企画展履歴

親密な空間、色彩の旅人 鈴木信太郎展

2007年2月10日(土)〜4月8日(日)

鈴木信太郎展

鈴木信太郎は明治28(1895)年、東京八王子の生糸業を営む裕福な商家に生まれました。跡取り息子として育てられますが病気のために身体が不自由になり、好きな絵画の道を歩もうと15歳で黒田清輝の主宰する白馬会洋画研究所に入所します。大正11(1922)年27歳で第9回二科会に初入選を果たし、以後石井柏亭に師事しながら二科会に作品を発表、徐々に頭角をあらわしました。戦後は二科会の再興に加わりますが、昭和30(1955)年退会して一陽会を結成、晩年まで精力的に制作活動を続け、平成元(1989)年、93歳で逝去しました。

終生杖や車椅子を必要とする生活をおくりながらも、鈴木は奈良、長崎、北海道、伊豆をはじめ全国に赴き、椅子に腰掛けまた地面に座るなどして制作を行い優れた風景画を生み出しました。また花や果物、人形といった身近な題材を独特のフォルムで描き、多彩な静物画を残しています。童心を感じさせるその愛らしい画風は、没後20年近くを経てなお美術愛好家に親しまれています。

本展では、質の高い鈴木作品を所蔵するそごう美術館、大村コレクション、北里研究所、八王子市夢美術館から約100点を紹介いたします。初期から晩年にいたる画業の数々をご鑑賞ください。


「伊豆の漁村」1963年
(財)そごう美術館蔵

「コスチューム」1953年頃
(社)北里研究所蔵

「下田港風景」1971年
(財)そごう美術館蔵

「靴屋」1931年
(財)そごう美術館蔵

「ざくろ」1939年
(社)北里研究所蔵

「花と魚貝」1936年
(財)そごう美術館蔵

「孔雀の庭」1927年
(社)北里研究所蔵

「象と見物人」1930年
(財)そごう美術館蔵

「東京の空(数寄屋橋附近)」1931年
(財)そごう美術館
主 催財団法人 日動美術財団
後 援茨城県/茨城県教育委員会/笠間市/笠間市教育委員会
協 力財団法人そごう美術館/大村コレクション/社団法人北里研究所/
財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団
会 期2007年2月10日(土)〜2007年4月8日(日)
開館時間午前9時30分より午後5時(入館受付は4時30分まで)
休館日毎週月曜日
(但し、2月12日は開館、翌日休館)
会 場笠間日動美術館 企画展示館
入館料大人1,000円、大学・高校生700円、中学・小学生500円、65歳以上800円
(20名以上の団体は各200円割引)
※春風萬里荘との共通券:大人1,400円、大学・高校生900円、中学・小学生600円、65歳以上1,100円(20名以上の団体は各200円割引)

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〒309-1611 茨城県笠間市笠間978-4
FAX: 0296-72-5655
E-mail: museum@nichido-museum.or.jp
電話: 0296-72-2160

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■奥谷博 略歴

  • 1934年高知県生まれ。
  • 東京藝術大学油画科卒、林武に師事。
  • 日本芸術院会員、独立美術協会会員。
  • 第1回昭和会賞、芸術選奨文部大臣賞、第3回宮本三郎記念賞、第18回安田火災東郷青児美術館大賞、日本藝術院賞など受賞多数。
  • 2007年3月、パリユネスコ本部で「訪ねた世界遺産」と題し個展を開催する。