6月21日「画家 岸田劉生の軌跡 油彩画、装丁画、水彩画などを中心に」が開幕しました。
初日には、大勢の皆様にご来館を賜り御礼を申し上げます。
当館の劉生コレクションは130余点を数えます。
本展を楽しみにご来館いただいた劉生ファンより「大満足」とのお声をいただき、私どもも大変嬉しく思います。
さて、麗子像で有名な岸田劉生は、ほかにも多彩な作品を遺しています。
この度は、当館の人気作品を紹介いたしましょう。
「猫図」1926年 紙本彩色
猫などの可愛い動物を描いても、滑稽で少々グロテスクな『デロリの美』は不変です。
劉生独自の美術観があらわれています。
「彩果五題(パイナップル)」木版
巡回先の美術館では、地元の菓子店にご協力をいただき、
和菓子に変身した「パイナップル」
「かちかち山」1917年 水彩
油彩、水彩、装丁画、版画など、さまざまな劉生作品を紹介する本展会場にて、
あなたのお気に入りの劉生作品をみつけてください。
学芸員によるギャラリートーク
開催日時:7月5日(土)、8月16日(土) 各日14:00-14:30
皆様のご来館をお待ちしております。
(KA)