9月7日土曜、重厚な油彩画を堪能できる展覧会
「海を渡った画家たち 藤島武ニから鴨居玲まで」が開幕しました。
フランスをはじめ各国に留学して洋画を学んだ画家40名による62作品が、皆様をお迎えします。
手前に藤島作品、奥に聖徳記念絵画館下図
江戸末期に生まれ明治、大正、昭和を生きた藤島武二から、昭和3年に生を享け10代を戦争下に過ごした鴨居玲まで、時代を背負い、また海外体験を糧に画家として生涯を送った40名の画風はさまざまです。
鴨居玲、児玉幸雄の作品
しかし、日本人として洋画を追及し、後進の育成につとめた彼らの作品には、共通して大きなエネルギーが内包されているように感じます。
この度は、明治天皇の事績を伝える明治神宮聖徳記念絵画館の絵画の下図8点も展示しました。
美術ファン必見のこの展覧会は、10月6日日曜日まで、お見逃しなきよう、是非ご来館ください。
(KA)