笠間日動美術館:学芸員便り

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■画家の眼差し モネ、シャガール…巨匠たちが見た情景

2013年08月22日

画家の眼差し モネ、シャガール…巨匠たちが見た情景
8月20日(火)ー12月23日(月・祝) フランス館2F

「長渕剛詩画展 殺気」は、8月18日日曜、好評裏に終了いたしました。
多くの皆様のご来館に御礼を申し上げます。

さてフランス館では、12月23日まで随時展示替えを行いながら、
「画家の眼差し」をテーマに作品をご覧いただきます。
2F展示室ではモネ、ルノワール、シャガールらをはじめ、フランス近代絵画をご紹介しております。

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ルノワールは4作品を展示中

画家たちが描いたカンヴァスの中の世界。皆さんの目に映る世界と同じでしょうか?

たとえば、印象派やエコール・ド・パリ、そしてピカソら、当時の美術界に革命を起こした画家たちは、描く対象をどのように見て、表現したのでしょう。

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左から、オディロン・ルドン「神話」、「花瓶の花」

この時代、画家たちは先人の作品に学びながらも、対象を独創的に捉える眼を自らに求めました。

彼らは視覚の印象をそのまま再現したり、観念的な視線で事物を捉えたり、不可視の対象をカンヴァス上に描き出したりしました。

これら近代の画家たちの眼差しが創造した作品を、じっくりとご鑑賞ください。

(KA)